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解体工事会社が事前に建物内を確認したにもかかわらず、解体後に残置物の追加費用請求が発生したが妥当でしょうか。


                 

解体工事完了後、「建物内の家財が予定より多かった」という理由で追加費用を請求されています。解体前に、見積りを出してもらうために家屋内をしっかり確認してもらった上で見積り金額が提示されたはずなのですが、解体後にこのような請求をされるのは少し変ではないでしょうか。

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解体前に作成した事前見積金額での撤去を主張

元々、解体前に解体工事会社に事前見積もりをしてもらうのは、追加費用の発生を抑えるためです。解体工事会社も家屋内の残置確認をした上での見積もりであり、解体後に残置物があるからと追加費用を請求するのは、業者の見積もりミスの可能性があります。

ただ、解体工事会社が建物内を見られない場合に、施主がトラック5杯分ぐらいと業者に伝え、見積書に30万円と記入されているようなケースがあります。しかし、実際は5杯以上になった場合は追加費用が出ることはあり、その場合は施主の負担となります。

残置物の確認は、施主立ち会いの下で業者と一緒に行うことが必要です。解体時に、屋根裏や床下から残置物が出た場合は、施主の負担の可能性があります。

妥当な追加費用のケース

解体工事会社が事前に予期できないもので、例えば解体時に地中から湧き水が発生した場合、こうした水を逃がす水路の構築が必要となり、その工事費が追加される場合があります。

この他に、地中からの巨大な岩が出てきた、あるいは解体建物の基礎の下に、以前の建物の基礎があった場合も、追加費用が発生する可能性があります。 このように考えますと、追加費用が発生するのはやむを得ない場合があると考えましょう。

追加費用について事前に業者の説明を求める

業者によって異なりますが、見積書には例外規定などが記載されているケースがありますので、この例外とは何かを確認することが必要です。

また、追加費用が発生する場合はどのような時か、どういった事が起きたら発生するのか、具体的な事例を業者に質問しておきます。業者は数多くの現場を経験していますから、発生する可能性のある例外に関して教えてくれるはずです。

そうした場合、それに関わる費用は事前見積書に含まれているのか、含まれていない場合はいくらぐらいかかるのか聞き取っておくことが大切です。もちろん、この時も見積書に記入してもらうなり、書面に書き留めて互いに納得しておく必要があります。

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