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古い家の床柱や欄間、建具は再利用できますか。


                 

これから古い家屋の解体工事に取り掛かるのですが、長年過ごしてきた家での思い入れのある内装もすべて壊してしまうことに抵抗があり、何かを新しい家に再利用できないものかと考えています。

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どのような解体をご希望ですか?

解体工事会社と建築業者、双方の合意が得られれば可能です。

実例は多々ある

今日では、古くても良いものを残すという考えから、古民家の移築やリノベーションが一般的になってきました。同様に古い建物の思い入れのある部材(床柱・欄間・ふすま・障子・ドア)を再利用することも珍しくありません。

まず、解体工事会社に相談する

すばらしい試みですが実現するためには、各業者の協力が必要不可欠です。まずは解体工事会社に新しい建物で部材を再利用したいという気持ちを伝え、取り外しに協力してくれるかの確認を行って下さい。この時、気をつけないといけないのは破損するリスクについてと、費用が追加になるかどうかという二点の確認です。解体工事会社としてもイレギュラーな工事内容ですので、どこまで協力してもらえるか質問して下さい。

建築業者との確認

次に、建築業者への確認を行います。実際に部材を新しい建物のどこに利用するのかを伝え、構造上や意匠上の観点から問題がないかの確認をして下さい。設計や検討に時間がかかることもありますので、なるべく早めに行うことが大切です。

注意点

せっかくの期待が後悔で終わらないためにも、工事にあたっては以下のような注意点が必要です。

見積書、契約書への記載

解体時に要望が正確に伝わったことの証明として、書面への記載を求めます。

現地立ち会い時のマーキング

現場作業者にしっかりと要望が伝わるよう、工事前の立ち会い時には「残し」と明確に書かれたテープを貼るなどのマーキングをします。

採寸

新しい建物に部材がしっかりと収まるよう正確な採寸を行います。ご自身だけで行うのではなく、建築業者の担当者に現地で採寸を行ってもらい寸法に合わせた建物の設計を行ってもらうようにしましょう。

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