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解体工事会社が傷をつけたフェンスの補修に応じないのですが、どうすれば良いのでしょうか?


                 

解体工事の時に業者が隣家のフェンスを傷つけてしまいました。

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代金の支払いをひとまず中断した上で交渉に臨んでください。

まずは冷静になって考える

今回の質問者様は、既に解体工事会社へ補償の要求を行っていらっしゃるようですが、一般的にこのようなケースの場合、まずすべきなのは冷静になって考えることです。

フェンスや塀の傷の場合、実際には建築時につけられていることもありません。建物があるうちは全く気付かなかったものの、建物がなくなることで施主が初めて気付いたという可能性も考えられます。

状況からすると解体工事会社を疑ってしまうのは無理もないのですが、闇雲に解体工事会社との関係を悪化させるのは得策ではありません。

まずは、冷静になって傷が付いた他の可能性を考えてみてください。

次に対等に交渉できる土台を確保する

もし傷をつけた当人が解体工事会社以外にありえない場合は、補修を行ってもらえるように要求します。

その上で大切なのは、対等に交渉できる状態を作ることです。

傷が発覚するのは工事の後半~終盤であることが多いのですが、工事代金を支払ってしまえば施主の立場は弱まってしまいます。

支払いは問題が解決した後で行うようにし、業者と対等に交渉できる立場を確保しましょう。

業者が責任を認めているかどうかで対応は異なる

業者が責任を認めているようであれば、補修工事のスケジュールを確認し、完了を待つだけですので、比較的話は簡単です。

しかし、今回のように業者が責任を認めていない場合は大変です。「傷をつけた覚えが無い」、「現場担当者がそんなことをするはずが無い」というような主張を繰り返すばかりで、話が平行線をたどることは少なくありません。

感情的な話になることを極力控えながら、証拠になるような写真や、証言を参考に交渉を進めていくのが良いと思います。

証拠が無い場合、補修を強制することは難しい

このような損害賠償の際、誰が損害を与えたかを証明する責任は、損害賠償を請求する側にあります。その為、質問者さん側で何らかの証拠を用意できない場合は、補修を強制することは出来ません。

証拠が無い場合は、残念ですが交渉をあきらめて、支払いを行うしかないのが現状です。

心配であれば事前に写真を撮ること

今回は事後となってしまいましたが、最もお勧めなのは、工事前に周囲のフェンス・ブロック・屋根等を写真に収めておくことです。

傷をつけた認識があるのにも拘らず認めない確信犯の場合もあると思いますが、中には本当に傷をつけた覚えが無いという場合も存在します。

そんな時、写真があればお互い納得した上で解決をすることが可能ですので、万が一に備えて写真を撮っておくのが得策です。

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