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解体工事後の建築会社への引き継ぎはどのように行いますか?


                 

家の建て替えをするので、古い家を解体しています。解体工事完了後に建築会社の工事が始まりますが、解体業者から建築業者への引き継ぎはどのように行うのがスムーズで間違いないでしょうか。解体工事終了の連絡が来たら、まずどうしたらいいか教えてください。

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解体完了後、まず三者で立ち会い、引き継ぎを行うのが最良です。

解体工事会社への支払いを前に、建築会社と解体工事会社の二者との立ち会いの設定

解体工事後のトラブルの一つとして、解体工事が建築会社の建築意図にそぐわない状態で、解体が終えられてしまっていることが原因となり、何らかの追加工事が必要になる場合があります。これは、建築会社が解体後、解体図面(不正確な場合がある)の指示を見ただけで納得したり、専門知識のない関係者(施主など)が解体後の様子を見て「適正な建築ができる」と判断してしまうことで生じます。その後に建築をしようとした場合に、建築家など専門家から見れば、不十分な状態であることが多々あるからです。まずは、建築会社、解体工事会社の両者に、立ち会いをしてほしいという意志を伝え、施主の側で日程調整を行います。

三者で立ち会いを行う

実際に両業者と立ち会いを行い、解体後の土地に問題がないかの確認をします。施主側としては、この場で建築会社に対して建築に問題のない土地であるかを確認します。もし、何らかの不都合な状態が見られ、やり直しが必要となった場合にはその場で具体的な方法と費用負担の相談を行い、今後の方向性を見いだすようにします。

手直し後、再立ち会い

手直しがあった場合は、再度三者で立ち会い、跡地に建物建築が問題なく進められる状態であることを確認します。

解体工事会社への支払い

上記の三者の立ち会いをもって解体工事が完了したとの認識が施主側には必要です。完了後、解体工事会社に全額あるいは残金(途中で一部を支払うケースもあり)を支払い、解体に関することは終了します。工事が未終了の段階、あるいは立ち会いの前に費用の全額を支払うことは、完了後に何かあった場合の交渉面で不利に働くことがあるので、注意して下さい。

新築の着工へ

三者の引き継ぎが終了すれば、工事の着工となります。これ以降、解体後の土地に解体に関することで何か問題が発生しても、その責任や費用負担は建築会社側にあるのが一般的です。建築会社側もそうしたことを避けるために、解体工事後の三者立ち会いに参加しているわけです。逆に言えば、建築会社が三者立ち会いに参加しないと、着工後に跡地に問題が発生した場合、施主側に責任を求められるケースがあります。

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