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解体工事Q&A

過去の産業廃棄物の不法投棄事例と刑罰を教えてください。

解体工事について調べている中で、不法投棄という言葉が出てきました。不正に利益を出すためや、依頼件数を増やそうとして安価な工事をするために山林などに解体工事で出た廃棄物を投棄してしまうということでした。過去にどのような事例・事件があったのか具体的に教えて下さい。

日本最大の不法投棄事件や近年起きた不法投棄事件を始め、具体的な事例をいくつかご紹介します。

香川県豊島産業廃棄物不法投棄事件

瀬戸内海東部に位置する面積14.6K㎡ の小島に、1970年代から廃油、汚泥、廃プラスチックなど、約91万トンもの廃棄物が投棄された日本最大の不法投棄事件です。地下水や土壌の汚染に加え廃棄物を焼却したことによる、住民の喘息発症や環境悪化など甚大な被害をもたらした事件です。県の監督不十分も論点となり、長期にわたる住民運動が行われました。排出事業者に課せられた罰則は、罰金50万円、懲役10カ月(執行猶予5年)。住民への補償金は数千万円となっています。排出事業者が倒産してしまったため、現在は県が事後処理を行っています。撤去に掛かる費用は281億円です。

青森・岩手県境産業廃棄物不法投棄事件

青森と岩手の県境の原野に27haに燃えがら、汚泥、ゴミ固形物など、82万立方メートルが捨てられた事件です。実際に不法投棄を行った処理業者には罰金2000万円が言い渡されましたが、その後破産したため、廃棄物の排出事業者に責任の追及が行われており、追求対象となる業者の総数は1万2000社にのぼっています。豊島事件と併せて日本最大の不法投棄事件といえます。

山梨県大月市不法投棄事件

大月市の解体業者が解体による産業廃棄物11立方メートルを、自宅及び農地に不法投棄した事件です。代表者には懲役2年(執行猶予3年と100万円の罰金。法人には300万円の罰金)が言い渡されました。

愛知県西尾市産業廃棄物不法投棄事件

愛知県西尾市の解体業者が、同市内のウナギの養殖池跡地に、家屋の解体工事に出た木くずなど約25トンを埋め立てた事件です。警察は過去1年間に1800トンを不法投棄していたして立件しました。代表者を含め5人が逮捕されています。

日常的にされていると思われる不法投棄

告発はされていないものの、一部の解体業者が日常的に行っていると思われる不法投棄に次のようなものがあります。

部分的に不法投棄

最近では、マニフェストの提出を日常的に求められることがあります。施主に露見しないためにも建築現場から出る廃材をすべて不法投棄するのではなく、一部のみ不法投棄を行う方法です。適正に処分を行った分のマニフェストは発行されますが、マニフェストの枚数が適正かどうかの確認は容易ではないため、余程のことがない限り不正であると気づかれることはありません。

制度の抜け道を利用して不正処分

解体から中間処理、最終処分まで、すべてを行える業者の場合、マニフェストの発行義務がありません。ですから、すべて不正に処理をしたとしても気づかれることはありません。過去の大規模な不法投棄事件は、処分業者が行っているケースが多いです。

材質を偽る

アスベストのように特殊な処理が必要な健在であるのにも拘わらず、材質を偽ることにより不法に処分をしてしまうことです。中間処理場も共謀していることが多いです。

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