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マニフェストの控えは発行されないのでしょうか?


                 

現在、解体工事を予定していますが、正しく廃棄物を処理した証拠をもらっておきたいので、解体業者にマニフェスト伝票の控えが欲しいと伝えました。しかし、「うちは電子マニフェストを利用しているので、控えが出ません」とのことでした。

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控えという概念はありませんが、廃棄の受け渡し確認票(記録)を印刷して受け取ることは可能です。

電子データなので控えはない

マニフェストは7枚つづりの複写用紙であるため運用される中で、各収集運搬者や処分事業者が、1枚ずつ自分の控えを抜き取って手元に保管します。電子マニフェストの場合、紙に記載された内容をデータとして入力し、それをインターネット上で委託業者と共有するため控えという概念がありません。

補足=マニフェストに記載される内容には次のようなものがあります。

・排出事業者・産業廃棄物運搬受託者・処分受託者・運搬担当者・交付年月日・交付担当者・排出事業場・最終処分の場所・運搬先の事業場、の以上になります。

画面の印刷は可能

控えはないもののマニフェストの内容を印刷して手渡しすることは可能です。マニフェストのオンラインシステムである、J-WNETでは廃棄物の受け渡し管理票(記録)を印刷できるようになっています。解体担当者に確認を行えば、印刷して渡してくれるでしょう。

補足

電子マニフェストの管理システムであるJ-WNETは、加入申し込みが必要である上に、業界全体にアナログ傾向の関係者が多いため、まだ導入が進んでいないのが現状です、その中で電子マニフェストを採用している企業ということは、廃棄物の適正処理に対して意識が高いと受け取ることもできます。質問者様はマニフェスト運用の意識が高い業者を探されていると思いますが、そういった点ではプラス要因といえるでしょう。

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