「古家付土地」とは何ですか?


                 

築35年以上のほぼ経済的価値の無い古い住宅が建っている土地のこと。

現在の日本の不動産市場では、築年が10年を超えると経済的価値が急速に下がり、ほとんど土地だけの価値になってしまう。そのため、十分住める状態の家の場合も物件広告では「古家付土地」・「売地(古家あり)」、住めない状態の建物の場合「売地(廃屋あり)」と表示されるため、古家を解体して更地の状態で売りに出している方が、買い手にとっては便利である。

しかし、古家付土地と更地の場合、更地の固定資産税が数倍にもなってしまうため、税金対策で家を残してあるケースが多い。古家付土地を購入し家を新築する際、建物の解体費用はもちろん、樹木や塀の解体・古井戸の埋め戻しなどにも費用が掛かってくるため注意が必要である。また、敷地境界が曖昧になっている場合も多いので、境界測量図などの書類を参考にする必要がある。

購入を検討している段階で、解体費用がいくら程度かかるのか見積もりを出すことも可能である。その場合は更地希望と業者に伝えるべきである。現在現地に住まれている方が居る場合も、なるべく刺激しないように敷地外から現地確認をし、概算の金額を出すと言うケースもある。

ちなみに、古屋付土地、廃屋付土地、上物付土地、売地(古家あり)なども同義として扱われる。

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